リレー企画「2003年のマイPDA決定版」

id:Takaki(http://tzaurus.daa.jp)さんより振られました。こう言った文章は苦手なんですが。

思い起こせば幾星霜、

Workpadc3-40Jを皮切りにPalmを使い始めたのがある時期よりそれだけでは飽き足らずに
ZaurusSymbianWinCE機などを手当たり次第使い出し、現在に至っております。


今現在現役で使っているPDAを挙げてみますと、TungstenT3,HandEra330,VisorPrism,
SL-B500,Jornada568,Jornara710,PsionSeries5mxあたりでしょうか。
まあ、常備しているわけではない時点で既にPDAとは言えないのかも知れません。


何でこんなに使っているかと言えば、第一には単純に楽しいからです。
電子小物を触ること、自分の色に染めること、知らなかったことを実機で検証すること、
といった欲求をそれぞれいろんな角度から満たしてくれます。


第二には実際に目的が色々あるからです。
プライベート用と仕事用、ゲームとデモ、検証と実用、開発と利用、入力と閲覧、
といった具合に機種・OS・アプリケーション毎に(あくまで自己基準で)向き・不向きがあり、
マシンに運用を合わせるよりは用途別に持ち分けたほうが
私には合っていると考えているわけです。


個人用携帯端末の「実運用」としては明らかに間違っていますが、
ネタ作りとか個体への依存度軽減とか、各プラットフォームの習熟度の平均化とか操作の簡略化とか
各コミュニティとの交流とかいった後付の理由も含めてこんな状態に落ち着いているわけです。


さて、2003年自分的PDA決定版ですが。
・・・どうしましょうか。
上述したように用途分散を図っているため、これが一番!というのが出しにくい状況なので、
今年入手したまだ用途が固まっていない2台の中からSL-B500を選びましょうか。
他のプラットフォームにあるキラーアプリ(TrainTime、ブンコビュアー、WebブラウザIRCメッセンジャーその他)が動作し、
タッチタイプも可能なキーボードを持ち、強力なシェルコマンドも利用でき、
なにより私の大嫌いなOutlookだけでなくPalmDeskTopとのシンクロも標準添付ソフトウェアで可能と多芸なデバイスです。
また、SymbianOSの軽量且つ頑健さ、PalmOS3.xの軽快さ、WinCEの力技などとはあまり縁がなく、
Linux+QTという環境故の敷居の高さや作法の違い等、
個人で使う上での詰めの甘さがそのまま手を加えるネタになるところが楽しいデバイスでもあります。


ということで、ヲ心をくすぐってくれるB500を本年のマイPDA決定版と認定したいと思います。


さて、次は誰を指名しますかね。
私の直接知ってるはてなな人たちはおおむね一巡したような気もするし、
TO-Bさん(http://homepage1.nifty.com/tobi~k1/)にお願いしてみましょうか。